ソフトに詰みを教わる日々
ここのところ将棋ウォーズでの勝率が落ちてきて達成率が20%を超えることがなくなってきました。
ちょっとした壁に当たっているような感覚があります。
かといって、極端に達成率が落ちることもなく、降級の危機はまだ迎えていないと言ったところです。
対局後のソフト検討では詰みを逃すことが本当に多いので、これが改善されればもう少し勝率も上がりそうなのですが。
そんなわけで、最近の対局で見逃してしまった詰みを振り返ってみたいと思います。
実戦詰将棋その1
普通の(?)詰将棋と違って、最終的には持ち駒が余ったりすることもあるため、厳密には詰将棋とは言えないかもしれないですがそのあたりはご了承ください。
あと、自分が後手番だったため符号が通常の詰将棋とは逆になっています。
先手と後手を逆にしたかったのですが、それをやってしまうとアプリで棋譜の再生ができなくなってしまうため、今回はこのままにさせて頂きました。
なんとか工夫できないかとは思っています。
それでは、実戦詰将棋です。
かなりのところまで相手の王様を追い詰めたのですが、残り時間が少なすぎて詰みを逃してしまいました。
すぐに答えが見えてはいけないので、空行を入れます。
(解答は↓↓↓)
(解答は↓↓↓)
(解答は↓↓↓)
(解答は↓↓↓)
解答は以下の通りです。
△7八銀打
▲7八金
△5七馬
▲6八金
△7八銀成
実戦ではここで「▲同金と取られたらどうしよう」と思ってしまい△7八銀成を指すことができなかったです。今見ると▲同金は馬が効いているのでさせないのですが時間がないパニック状態だとこの程度のことも見落してしまいます。
▲同玉
△6八馬まで7手詰め
いわゆる普通の詰将棋だとパズル的な要素もあるので7手詰は今の僕にはとても難しいのですが、一直線に進む展開が多い今回くらいの詰み手順は読めるようになりたいところです。
実戦詰将棋その2
では、もう一問、実戦からの問題です。
かなり有利に進んでいたのですが4七の地点に相手の駒の利きが集中してきたので実戦ではビビってしまい▲5九桂打と受けの手を選択してしまいました。
その後はなんとか相手の攻撃をしのいで勝つことができたのですが、この局面から詰みがありました。
空行を入れます。
(解答は↓↓↓)
(解答は↓↓↓)
(解答は↓↓↓)
(解答は↓↓↓)
解答は以下の通りです。
▲2五桂打
△2四玉
▲1五金打(▲1五銀打でも可)
△同玉
▲2六銀打(3手目で▲1五銀打の場合は▲2六金打でも可)
△2四玉
▲1五金打まで7手詰
今まではこういった局面で▲2五桂と打つと相手玉が上に逃げてきて詰まないような印象があったのですが、上に逃げられても上下で相手玉を挟むように詰ませられる形をソフトに教えてもらうことができて、少しですが感覚を少し掴んだ気がします。
実際、後日に同じような局面で▲2五桂と打てて詰みまで持っていけたこともありこのソフト検討が役に立った実感がありました。
棋力がある方にとっては一瞬でわかってしまうような実戦詰将棋でしたが、自分の復習も兼ねて機会がある度にブログに残していこうかと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。