定石や詰将棋の勉強が大事なことは、以前からわかっていたつもりでした。
ただその一方で、将棋はたくさん指していればなんだかんだで少しずつ上達していくものではないか、とも思っていました。
将棋ウォーズを8年以上続け、四間飛車で指し続ける中で感じた実戦だけでは越えにくい2級の壁について書いてみます。
定石や詰将棋が大事なことは、前からわかっていたつもりでした
将棋はたくさん指せばそのうち強くなる。そう単純に思っていたわけではありません。
定石や詰将棋の勉強が必要なのだろうということは、以前からなんとなくわかっていたからです。
ただその一方で、実戦を重ねていればなんだかんだで経験がたまり、そのぶん少しずつ上達していくのではないかとも思っていました。
だから私は勉強の必要性を感じつつも、実戦中心で将棋を続けてきました。
将棋ウォーズを8年以上続けても、2級の壁は残りました
実際、将棋ウォーズを始めてからもう8年以上になります。
それなりに長く続けてきましたし、対局数も少なくはありません。
だからこそ、続けていればそのうち初段にも届くのではないか、という期待がどこかにありました。
私は四間飛車一本で指してきました。
序盤で角道を止めて美濃囲いを作って、そこから戦う形をずっと続けてきました。
ですが、将棋ウォーズでは2級あたりから強い壁を感じるようになりました。
毎日それなりに指していても思ったほど伸びません。
初段が近づくどころか、似たような負け方を何度も繰り返してしまいます。
似たような負け方を何度も繰り返してしまいます
気がつくと相手の銀が角頭のあたりまで来ていて、そこを荒らされて一気に不利になることがあります。
あるいは、相手もじっくり駒組みをしてくる将棋になると自分は何をしていいのかわからなくなり、そこで変な手を指して崩れてしまうことがあります。
こういう負け方が続くと、ただ対局数を増やすだけでは足りないのかもしれないと思うようになりました。
問題は、実戦の量だけではないのかもしれません
本当の問題は実戦の量そのものではないのかもしれません。
むしろ、実戦だけでは自分の弱点が自然に埋まらないことの方が大きい気がしています。
同じような局面で迷い、同じような崩れ方をするのに、次の対局を指すだけではその癖をまた持ち込んでしまいます。
有段者の人の中には「とにかく実戦を重ねれば初段くらいにはなる」と言っている人を何人も見てきました。
実際、それで伸びる人もいるのだと思います。
そういう人は対局の中で自然に反省し、何が悪かったのかをその場で拾えているのかもしれません。
実戦の量がそのまま力になるタイプも、確かにいるのでしょう。
ただ、少なくとも私はそうではありませんでした。
8年以上続けていても、ただ指せば自然に伸びるわけではありませんでした。
将棋の上達とは単に対局数を増やすことではなく、自分がどこで崩れているのかを見ることなのだと感じています。
詰将棋や定石が必要だとわかっていても、続きませんでした
やっかいなのは、詰将棋や定石の勉強が大事なこと自体は前からわかっていたことです。
実際、少し手をつけたこともありました。
ですが、どうにも続きませんでした。
正直に言えば少し面倒ではありました。
何より、自分にとってはあまり楽しいと思えませんでした。
楽しくないことは、やはり続きにくいものです。
しかも今のままでも、なんとなく勝ったり負けたりの勝負にはなっています。
だから、まあこのままでもいいかと思ってしまうのです。
それでも、自分で考えて指したいなら土台が要るのだと思います
できれば局面ごとに自分で読み筋を考えて、その場で手を見つけて指したいという気持ちもあります。
ですが、そんなに簡単な話ではないのでしょう。
定石は長い時間をかけて積み上げられてきた先人の知恵です。
その場の思いつきだけで簡単に対抗できるものではありません。
自分で考えて指したいなら、なおさら土台が必要なのだと思います。
実戦だけでは、同じ壁は越えにくいと感じています
最近は実戦だけに頼るのではなく、詰将棋や定石のような地味な練習も避けて通れないのだろうとあらためて感じています。
まだ答えが出たわけではありません。
ですが少なくとも、ただ指し続けるだけでは同じ壁は越えにくい。
そのことだけはかなりはっきり感じています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。