毎日使う水筒ですが、清潔に保ちたいのは山々ですが油断するといつの間にかパッキンに黒いポツポツが……。
そう、「黒カビ」です。
つい最近、私は水筒が荷物に紛れてしまい、しばらく使わずに放置していたのです。それで、先日久しぶりに荷物の中から見つかって洗っていたら、「あれ?!飲み口のパッキンに黒いものが?」と驚きました。
まずは、ハイターを薄めたものに30分ほどつけ置きしてみました。なんとか大部分の黒カビはきれいに落ちてくれたのですが、それでもまだ残ってしまっています。
そこで次に、ティッシュにキッチンハイター原液を含ませて、カビの部分に貼り付けてみました。キッチンハイターはかなり強力なのでこれでどうだ!って思いティッシュをはがしてみたのですが、なんとこれでもダメ…。
なんとなく「ブログのネタにできるかなー?」と思い、カビの付いたパッキンを撮っておいたのがこちらです。
これがカビがついた水筒パッキンです(ほんとに少しだけ閲覧注意です)
ほんとに少しなんです。でも、これがなかなか落ちないのです。
この黒カビをどうにかしたくて、色々調べた結果、方法が2つありました。
1. 最終的にたどり着いた解決策「ハイター原液・紙コップつけ置き術」!
薄めたハイターつけ置きも、ティッシュでの原液パックもダメだった頑固な黒カビですが、実はもうあきらめていました。でも最後にダメ元で「ハイターの原液にいっそひたしてしまえ!」とパッキンを浸けておくことにしました。
そしたらなんと!紙コップにハイター原液を入れて20分くらいつけ置きしておいたら、完全に諦めていた黒カビが、本当にきれいに取れていたのです!
よーく見ると劣化しているのがわかるのかもしれないですが、私基準ではもう大満足でした。
(光の加減で色合いが変わって見えますが、実際は全く変わらなかったです)
ティッシュにハイターを含ませて密着される方法で今まで黒カビを退治してきたので、それが今回は効かなくてまったく期待していなかったので驚きました。
この方法は、細かい溝の奥に根を張ったカビまで落とす効果があるかもです。
- 用意するもの:ハイター(台所用漂白剤)、紙コップ(または小さな容器)、ゴム手袋(ハイター原液は危険です)
- やり方:
- 必ずゴム手袋を着用して、換気をしっかり行いましょう。(これは絶対やった方がいいかと思います)
- パッキンが完全に浸るくらい、紙コップにハイターの原液を入れます。
- その中にパッキンをそっと浸けます。
- 私の場合は20分ほどで効果がありました!もし取れなければ、もう少し時間を置いてみてもいいかもしれないです。(ただし、長時間つけ置きしすぎると素材に影響が出る可能性もゼロではないので、様子を見ながらにほしいと思います。)
- 放置後にパッキンをしっかり流水で洗い流しましょう。ヌメりがなくなるまで、手袋をして丁寧に流しましょう。
お決まりの注意です。 ハイター(塩素系漂白剤)は、酸性の洗剤と混ざると有毒ガスが発生してとっても危険です! 他の洗剤と絶対に混ぜないでください。
2. 心配な人は新しいパッキンに交換する
たまたま私の水筒のパッキンはきれいになったけど、実はカビって「取れたように見えても根を張っている」という話もよく聞きます。つまり、またすぐに黒カビが再発する可能性も高いということになるかと思います。
もし、
- 「せっかくキレイにしても、またカビが生えるのは嫌だ」
- 「徹底的に清潔にしたい」
- 「そもそももうパッキンが劣化している気がする…」
そう感じる人は、思い切って新しいパッキンに交換するのもいい選択だと思います。
「え?パッキンだけって売ってるの?」
そう思った人もいませんか?僕も最近まで知らなかったのです。ふた全体のユニットが売っていることは知っていましたが、まさかパッキンだけとか、飲み口のパーツまで単体で販売していることを知りませんでした。
今回、どうしてもカビが取れなかったら…と思って調べたら、Amazonなどでも簡単に買えることが分かりました。私の水筒はサーモスのJNLシリーズなのですが、このJNLシリーズのパッキンも当然売っていました。
しかも、値段も意外と手頃で、純正品だと2個で800円弱くらいでした。さらに驚いたのが、互換品なら500円前後で売っていました。いろいろなものの互換品があるものですね。
ただ、口コミを見てみたら、互換品は「少し匂いがする」という意見も見てしまったので、やっぱり口にするものだし、私としては安心できる純正品を選ぶのがベストだと思いました。 私も買い換えるのだとしたらサーモス純正のパッキンを買うと思います。
自分の水筒に合うパッキンを探すときは、水筒の底や側面に書いてある「型番」をチェックすると記載があると思います。Amazonや楽天などのオンラインストアでも手軽に買えると思います。
カビ予防策:もうカビで悩まないために
せっかくキレイになったパッキンも、またカビが生えちゃったら悲しいですよね。これからカビに悩まされないために、普段からできる予防策も紹介します。
- 使ったらすぐに洗う!:水筒を使った後は、できるだけ早く洗うのが基本です。パッキンも外して洗うのを忘れずに。
- しっかり乾燥させる!:洗った後は水分が残らないように、風通しの良い場所でしっかり乾燥させるのが一番大切だと思います。水滴が残っていると、そこからカビが生えることに。
- 定期的に漂白する!:週に1回程度、薄めた酸素系漂白剤にパッキンをつけ置きするのも、カビ予防に効果的だそうです。
まとめ:これで気持ちよく水筒が使えます
ほんの少しとはいえ、どうしても口にする部分なので黒カビが気になっていましたが、これで気持ちよく水筒が使えるようになりました。
頑固な水筒パッキンの黒カビは本当に落ちなくて困りましたが、同じような悩みのある方のお役にたてれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。