Amazonのカスタマーレビューを見るとしばしば「すでに開封されたと思われる商品が入っていました」のようなレビューがあります。
Amazonのヘビーユーザーではないですが過去に200回以上利用した中でそういったことはなかったので、それなりにレアケースなのかな・・・などと思いながらもそういったレビューを見ていたのですが、とうとう私もそういった体験をする日が来てしまいました。
商品が入っている袋が開封されていた
パソコンに取り付けてあるパーツが不調と思われたため、Amazonで代替品を購入しました。
商品が無事届いたのでパソコンのパネルを外し、不調と思われるパーツを取り外してから商品のパッケージを開封したのですが明らかな違和感が。
(作業前に届いた直後に開封して中身を確認すべきでした)
商品はボール紙の小箱の中に静電気防止袋に収納されて入っていたのですが、その静電気防止袋を封印してあるシールがはがされており、さらにセロテープで止めてあったのです。
かなり見にくいですが封印部分の画像はこちらです
悪い予感がしながらも「シールの止まりが悪くてセロテープで補強したのかな」などと精一杯いい解釈をしようとしましたが、最近話題にもなっている返品された開封済みの商品をそのまま送られてきたのだろうか、などといった悪い予感はしていました。
ここで仮に返品された商品であった場合はどうしようかと悩みました。あんまり気持ちのいいことではありませんが、開封済みであっても動けばまあいいか・・・という気持ちもなくはなかったです。
とはいえ、何らかの理由があって返品されたものなので使っているうちに不具合などが出るようならそれもイヤだしな・・・などと思いつつも袋から商品を取り出したのですが、出てきた商品を見て驚きました。
注文したものと違う商品が入っていた
出てきた商品は、注文した商品と機能的にはほぼ変わらないものなのですが明らかに違う物でした。
中国のメーカーの商品を注文したのですが、入っていたのは日本のメーカーのものでした。
今回は販売元が中国のメーカーで出荷元はAmazonでしたので可能性としては
(1)Amazonに返品された違う商品が検品もされずそのまま新品として送られてきた
(2)違う商品を販売元がAmazonに納品した。
この二択なのかなと思いました。
ちなみに入っていた商品の価格的には私が注文したものよりやや高価なものでした。
機能的には上にも書いたように同等なのですが、パーツのサイズが大きく他のパーツに干渉するため私の環境では使えませんのでこの時点で返品することが決定しました。
私の印象だとAmazonは他の通販サイトに比べて返品や交換の手続きが簡単ではあるのですが、それでも手間がかかるのは間違いないのでややグッタリしてしまいました。
交換ではなく返金処理のみ。返金方法の選択で失敗
過去にAmazonで初期不良の商品が届いたことは数回ありますが、その時は販売もAmazonだったため交換商品を即発送してくれました。
しかし今回は出荷元はAmazonでしたが販売はAmazonではありませんでしたのでAmazonへの返品を確認後に返金という処理をすることになりました。
Amazonの注文履歴より「商品の返品」というボタンをクリックして返品理由に「注文した商品と違う商品が届いた」を選択。
その選択をすると「コメントをご記入ください。(必須)」という欄が出現し「間違って届いた商品の商品名」を書くような指示があります。私の場合は少し調べたらたまたますぐに商品名が分かったのですが、見た目から正確な商品名が分からないものの時は正確に答えるのが難しそうだな・・・などと思ってしまいました。
あまり期待はしませんでしたが、そのコメント欄に「今回のようなことが起こった原因の説明が欲しい」という旨の文章を一応書きましたが、それから3日経過してもそのことについての返答はありませんでした。
そして次に返金方法の選択肢が出るのですが
・ ギフト券での返金(より速い)
・クレジットカードでの返金
の二択でした。
私はクレジットカードで購入したので、他の方法で支払いをした場合はギフト券での返金のみなのかもしれないですね。
いずれも商品の返品を確認してからの返金となるようです。
ここで私は「より速い」という表記があったためギフト券での返金を選択してしまったのですが、今から思うと細かい話ですがこれは失敗でした。
上にも書いたようにAmazonに商品の返品が完了してからギフト券で返金されるので、そのギフト券分で同じ商品を買い直す場合は早くてもAmazonに商品が到着するまでのタイムラグが少なくとも1日以上は発生します。
同じ商品を買い直すと決めている場合は、クレジットカードでの返金処理をすると同時にもう一度クレジットカードなどでさっさと買い直してしまった方がいいように思いました。
特に今回の場合は2000円に満たないくらいの商品でしたので仮にクレジットカードでの返金が遅くなってもそこまで負担が大きくなることはないですしね。
商品の返品手続きは楽でした
返金方法を選んだら商品の返送方法を選択するのですが、返送の送料はAmazonが負担してくれますし、ヤマト運輸さんが集荷に来てくれる上に集荷日時までAmazonの画面で選択できるのでこの点は非常に楽でした(もちろん自分で店舗に持ち込んでの発送も選択できます)。
梱包もAmazonから送られてきた梱包材を利用すればよかったですし、商品に張り付けてある商品管理のバーコードを同梱すれば返品用のラベルなどを印刷する必要もありませんでしたのでこの点はありがたかったです。
結局、商品の発送をした翌日にギフト券での返金があったのでそれを利用して同じ商品を買い直しました。
今度は当然と言えば当然ですが開封された痕跡もなく正真正銘の新品が届きました。
改めて原因をAmazonに問い合わせてみた
返金処理をする際のコメント欄に今回のことが起こった原因を教えてくださいとAmazonに連絡したのですが、さすがにあのコメント欄での質問がまともに相手にされるとも思っていなかったので、今回記事を書くこともあってAmazonに改めて原因の問い合わせをしてみました。
Amazonのチャットサービスにて問い合わせをしたのですが要約すると
・販売元が誤った商品をAmazonに納品した可能性が高い
・Amazonが返品された商品を新品として発送することはない
・これ以上のことは販売元の問題なのでAmazonとしてはわからない
とのことでした。
ということは、何らかの方法で販売元が日本のメーカーの製品を入手して、それを梱包して出荷したということになりますが、何の目的でそんなことをするのかわからないため少しだけモヤモヤします。
上記はAmazonの言い分だけなので、販売元メーカーにも同様の問い合わせをしてみたいところですが、中国の会社ということもありそこまでのエネルギーはありませんので原因に関しての追求はもうここまでにしようと思います。
そんなわけで、それなりの期間Amazonを利用してきて初めての体験でしたので記事にしてみました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。