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将棋

将棋ウォーズ2級に昇級

投稿日:2018年10月21日 更新日:

達成率90%~95%くらいを行ったり来たり

将棋ウォーズ3級で達成率が90%前後をウロウロしていて、95%位になるとお決まりのように負けて一気に5%位達成率が落ちて・・・というのを繰り返していました。

そんな中、今日は1戦目で勝ちを拾って達成率が98.9%まで上がったものの2戦目でボコボコに負けてしまい達成率が95.8%に低下。

「またいつものパターンか・・・」となんだか慣れっこになりながらも3戦目を開始。

対局者は1級の方で厳しい戦いになるなーと思いながらも対局開始。

5筋の飛車先をまあまあ順調に突破できるいい展開ながらも、1手詰を逃すという相変わらずの情けない展開です。

ちなみに逃した1手詰はこちらの局面図。

先手が自分で、あとは▲5三銀までの1手詰めなのですが、それが見えずに4一の銀を取って王様を上に逃してしまう展開に。

いつも対局後にソフトで軽く検討をするのですが、それを見ていると1手詰を逃すことが本当に多いですね。

今回の場合は自分の持ち駒に銀があることに目が行かずに、飛車をどう動かすかだけに集中してしまった感じです。

「飛車を5二に成っても5三に成っても取られてしまう・・・仕方ない、銀は取れるからそれを取って▲5二金までの詰めろをかけた状態にするか・・・」と、こんな思考でした。

とはいえ、自陣の美濃囲いが崩れていないのもあり、なんとか勝ちまで持っていけました。

 

思いがけず2級に昇級

「おおー、1級の方に勝てたー」と喜びながら結果画面を見ると

ええ、まさかの昇級画面が。

てっきり達成率99.9%になった状態から1勝すると昇級するのかと思っていたのでびっくりしました。

やはり昇級は素直に嬉しいのですが、もっともっと苦労して昇級する展開になると思っていたので少しポカーンとしているのも事実です。

 

なんせ、上にも書いたように1手詰を平気でホイホイ逃してしまうことは多々ありますし、なんだかんだ言いながら相手の囲いについての勉強(どこが弱点なのか等)も全くできていません。

昇級したのは嬉しくもあるのですが、今回はたまたまタイミングや運なども味方をして昇級してしまったんだ・・・くらいの気持ちで勉強を続けて行こうと思います。

なにより、級が上がったことよりも達成率90%~95%くらいをウロウロすることでなんとなく気持ち的には落ち着かない感じがあったのですがそれがなくなるのも少し嬉しいです。

 

最近の戦績を振り返ってみる

運が味方したとはいえ、以前は達成率50%くらいをウロウロしていたことを考えると少しずつではありますが棋力はアップしているのかもしれないです。

そこで少し客観的に自分の戦績を見るために対戦相手の方の級位(段位)と勝敗について対局履歴に残っている分だけ集計してみました。

 

対戦相手 勝率
初段以上 4 0 4 0%
1級 11 4 7 36%
2級 19 11 8 58%
3級 21 14 7 67%
4級 4 3 1 75%
5級以下 3 1 2 33%
合 計 62 33 29 53%

 

集計してみてあれっと思ったのですが、自分で思っている以上にいい勝負ができている感じです。

初段以上の方には全く歯が立たなくて内容もボロ負けばかりなのですが、1級の方に4回ほど勝てているのと2級の方々に勝ち越しているのは正直驚きました。

3級の方に対しては「勝ち越しているかな」という実感がなんとなくあったのですが、2級の方に対しては負け越している印象が強かったので余計に驚いた感じです。

 

改めて昇級できた理由を考えてみる

棋力が上がっている実感はないものの、昇級できたことと対戦結果の統計から少しずつではあるけど棋力はやはり上がっているのかもしれないです。

そこで今一度、棋力アップのためにやっていることを書き連ねてみます。

 

詰将棋

詰将棋はほとんど毎日やっています。

メインは「将棋クエストプラス」という詰将棋アプリで日替わりの詰将棋を日によって出題数が変わるのですが、毎日3問程度解いています。

出題のほとんどが3手詰ですが、1手詰だとやや物足りないですし5手詰だと3問は多いので僕には3手詰がちょうど良く、それが毎日続けられる要因なのではとも思っています。

あとは「ねこ将棋 キャッという間の1手詰」という1手詰のアプリを気が向いた時に20問くらい解くのと、LINEで配信されている「将棋ニュース」というので詰将棋が1問だけ出題されているのを見ると解いています。

解けるスピードは全く変わっていない気もしますが、正解率は上がっているような気がします。本当は正解率や解答スピードを記録した方がいいのかもしれないですが、ハードルを上げ過ぎて継続できなくなるのが一番いけないので今くらいの無理のない感じで続けていこうと思います。

 

無理に攻めない

相手の駒とぶつかりそうになるとこちらから駒をぶつけて開戦をしてしまい、そして返り討ちに遭う・・・そんな負けパターンをたくさん体験してきたこともあり、攻め筋が見えていない時は無理して駒をぶつけていかないことを心がけています。

今でも頻繁に「ああ、とにかく開戦したい」と思うことばかりなのですが、「開戦したい気持ちになった時はぐっとガマンする」ことを心がけるようになってから、勝率も少し上がった気がします。

こちらから仕掛けをガマンした時は、片美濃囲いを美濃囲いにするとか、片美濃にすらなっていないならさっさと片美濃にしたり、もう美濃囲いになっているのなら高美濃にする・・・などのように守備を固めるようにしています。

結果的に終盤で切り合いになった時に守備が堅くて勝ち切れることも増えてきたような気がします。

とはいえ、こちらが守備を固めている時には相手の方も守備を固めていることが多いので、一概に切り合いで有利になると言い切っていいのかは疑問が残りますが。

 

三手先を考える

これは時間に余裕がある時にしかできていないのですが、これをやるようになったのが一番の勝率アップに繋がっているような気がします。

特に相手の攻めを受ける時に三手先を考えられた時はかなり有利な展開になることが多い気がします。

少し前までは相手がタダ同然のところに駒を打ってきたり、動かしてきたりしたのを「あっ、タダだ。うっかりしているのかな」とか「何の狙いがあるのだろう・・・うーん、わからない」とすぐに撮ってしまったりしていたのですが、当然そんな甘い話がゴロゴロしているわけもなくその後に厳しい手を指されて一気に形勢が悪くなる展開ばかりでした。

しかし、さすがに何度も痛い目に遭っていると、「あれ・・・どうもタダで駒を取ったあとに王手飛車やられること多いな・・・」とか気付いてきて警戒するようになってきたわけです。

王手飛車に限らず両取りを仕掛けるためのワナに何度も引っかかった経験をしたのが良かったかもしれないです。

あと、こちらから攻撃する時も三手先を考えられた時はそこまで変な展開にはなりませんが、1手詰を逃すことが多いようではまだまだ余裕なしなのかなと思います。

 

大駒を大事にし過ぎない

負けパターンを見直してみると、こちらのミスで大駒がピンチになってしまった時に、なんとか大駒を取られないように逃げ回った挙げ句、結局大駒は取られてさらに周りの駒の連携も崩されてボロボロと駒を取られて負け、ということがしばしばありました。

誰でも大駒を取られるのは嫌なものかとは思うのですが、僕は特に大駒を大事にしてしまう傾向があってそれこそ王様よりも大駒を優先してしまうくらいの勢いです。

それもこれも、大駒がなくなるとどう攻めていいのかわからなくなるからなのですが。

 

とはいえ、さすがにこれも何度も同じ失敗を繰り返していると「大駒を必要以上に大事にし過ぎるといいことないな・・・」と遅いながらもやっと気付き、自分の失敗で大駒がピンチになった時は意地でも大駒を取られないように抵抗するのではなく、「せめて銀と飛車の交換くらいにならないかな」と妥協するようにすることも増えてきました。

もちろん、大駒を取られてしまうのは痛いのには変わりないのですが、大駒だけでなく他の駒も犠牲になるような目も当てられないほどの惨劇になる展開は減った気もします。

 

対局後のソフト検討

対局後に勝っても負けてもソフトに棋譜を入力して簡単な見直しをしています。

「簡単な」というのを具体的に書くと、

・詰みがあったのに逃してしまった時の詰み手順を見直す

・自分が指した手で評価値が大きく下がった手があった時は見直す

だいたいこの2つのことをやっています。

つまり、一言で言えば悪手の反省をメインにしています。

とはいえ、これが棋力アップにつながっている実感はありません。が、実感がないだけでジワジワと効き目が出てきているのかもなーとは思います。

 

「やることがない時にソフトなら何を指すか」というのも検討することもたまにあるのですが、ソフトの指し手は狙いが難解過ぎて今の僕では理解できないことも多いため、今はあまり力を入れなくなった感じです。

とはいえ、対局中にあまりにも指し手に困った印象があった時はソフトの手を見るようにすることがあります・・・しかし、やっぱりわからないというオチですが。

 

結局、少しずつでも継続してきたのが良かったのかも

色々な方がすでに言っていますが、結局はとにかく継続してきたことが一番大きかったかもしれないです。

しかしながら、ただ継続するのではなくて努力の方向性を考えながら継続していければなと思います。

まだまだしっかりとした思想を持って指している状態には程遠いので、そのあたりができるようになるともっと将棋が楽しくなる気がします。

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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