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将棋

棋力向上を意識しながら指してみて分かったこと

投稿日:

将棋の勉強法を決めて実践してみて一週間

前日の投稿で自分の将棋の弱点を解析して、将棋の勉強法を考えてみて一週間ほど経ったわけです。

勉強法を改めてまとめると

1.奇襲でやられることも多いので、奇襲対策を予習
2.相手の囲いを崩すのに手間取るため、色々な囲いの弱点を予習
3.うっかりタダ取りされることが多いため、少なくとも相手の角のラインは常にチェック
4.大優勢なのに時間切れになるのを防ぐために詰将棋を解く

こんなところなのですが、1.と2.の予習系に関しては時間を取ることができずしっかりした勉強はできませんでした。

日常の中で将棋の優先順位を上げれば時間はもっともっと取ることができるのですが、無理をして将棋の勉強が義務になってしまうのはいけないためこれは気にしないことにします。

とはいえ、必要な勉強であることに間違いはないと思いますので、時間に余裕があり気が向いた時にできればいいかなと思っています。

3.は飛ばして・・・

4.の詰将棋は日替わりで詰将棋が出題されるスマホアプリ「将棋クエストプラス」というものが問題数も3問前後と非常に手頃で、なおかつ難易度的にも三手詰めがほとんどのため毎日コツコツ解いています。

詰将棋に関しても急に上達するものではないと思いますのでもう少し続けてみて、あまりにも進歩が見られない場合は詰将棋を解くためのアプローチの方法を検討してみたいと思っています。

 

ここまではいいのですが、途中で飛ばした3.の「(少なくとも)相手の角のラインは常にチェック」というのがあまりにも難しかったのです。

 

対局中は想像以上に余裕がない

いざ対局が始まってしまうと「相手の角のラインをチェックする」というのが完全に頭から飛んでしまうのです。

正確に言うと序盤→中盤→終盤と進むにつれて角のラインを気にする余裕がなくなってきてしまうのです。

少し詳しく見ていきます。

まず序盤なのですが、角道をお互いに開けることが多く僕は角交換を序盤にされるのが嫌なので、実は無意識に相手の角のラインは気にしていたようです。

しかも、序盤はお互いの陣形にスキがないことが多く、いきなり相手の角が飛び込んでくることもないためうっかり自体が少ないとも言えます。

 

しかし、中盤から怪しくなってきます。

中盤のミスで一番多いのが中飛車を指していてこちらから5筋を仕掛けていく時なのです。

局面で言うと・・・

上の図のように、中飛車+片美濃囲いの自分なりの形ができて、仕掛けて行こうと5四の歩をえいっ!と突いた直後に8八の角をタダで取られるパターンです。

とにかく5筋を仕掛けることで頭が一杯になっていて駒組みの段階ではあれほど気にしていた角のラインのことが頭から飛んでしまっているのです。

もうこのミスをした対局は劣勢になるのは当然ですがメンタルもボロボロになってしまう感じで、この後の展開もうっかりミスを何度もやってしまって負け・・・というパターンになることが多いですね。

上の局面は一番ひどいパターンですが、とにかく5筋を仕掛けた直後に相手の角のライン絡みで失敗することが多いです。

 

そして、終盤に関しては自陣・相手陣の形が乱れまくりお互いに攻め合いになると、もはや「角のラインをしっかりチェックする」という課題は完全に頭から飛んでいき、極端に視界が狭くなって相手玉や自玉の周りにしか見ないようになり、全く見えていないところから相手角が飛んできてこちらの駒を抜いていく・・・というのが数え切れないほどあります。

終盤は時間も無くなってきているためパニック状態で指していて、そこにタダで相手の角に駒を取られてしまっては、パニックがもっとひどくなりボロボロになって負けという感じですね。

 

切れ負け将棋以外で訓練するのがいいかも

相手角のラインをチェックする習慣を付けるべきだけど、時間に追われるとパニックになってどうしても相手角に気が回らなくなる。

もうこうなると将棋ウォーズなどの時間制限のある将棋以外で角のラインをチェックする癖をつけた方がいいかもしれないと思い始めています。

そんなわけで、たまに指すぴよ将棋やハム将棋ではしっかりと角のラインをチェックするというのを一番の課題にして指すのがいいかもしれません。

時間制限のないぴよ将棋やハム将棋でも頻繁にうっかりによるタダ取りをやられてしまっているので、一番優先すべき課題にしていこうかと思います。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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