2級に昇級してから勝率が低下
先月に将棋ウォーズで2級に昇級してからも毎日3局ずつはウォーズで指しているのですが、勝率50%のキープが難しくて達成率が20%近辺をウロウロしています。
昇級後に42戦したのですが成績は以下の通りです。
42戦19勝23敗
(内訳)
対戦相手 | 勝ち | 負け |
初段 | 0 | 3 |
1級 | 1 | 11 |
2級 | 5 | 6 |
3級 | 9 | 0 |
4級 | 3 | 1 |
5級以下 | 1 | 2 |
合計 | 19 | 23 |
「自分より段・級が高い対局相手の方には勝てず、同じ2級の方とはいい勝負、自分より級位が低い方には勝てる」というのがはっきりわかる結果となりました。
2級に昇級してからの勝率は約45%。17%~20%あたりをウロウロしています。
やたらと強い級位者
5級以下の方に負け越していますが、これは「どう見てもあなたは29級ではないですよね・・・」などと思われる方への負けが含まれています。
対戦相手が決まった時に極端に低い級の方と当たると、良くないことではあるのですが「ああ、ボコボコにされる・・・」と対戦前から弱気になってしまいます。
あまりにも強い級位者の方というのは、
- 有段者が最近将棋ウォーズを始めた
- 有段者がアカウントを作り直してやり直している
- 有段者がサブアカウントを使っている
など色々考えられるのですが、それに対しての根本的な対策はまだ取られていないようで、「やたらと強い級位者の人に負けて達成率がひどく低下した」という声があちこちで聞こえてきます。
動画サイトでの将棋ウォーズ対戦動画を見ていても、四段以上の方でも級位者に負けてしまっているのをたまに見るくらいです。
自分もまだ級位者ということもあり負けた時の達成率の低下もそこまで気にならないですが、有段者で昇段を目標に頑張っている方にとっては悔しい思いをされていることでしょう。
81道場などで採用されている「新規アカウント登録後の数局(81道場では5局)は実際の実力に見合った段級位やレートを決定するための対戦で、それが終わった後に正式に段級位やレートを決定する」という方式も良さそうではありますね。
もちろん、その段級位を決定する対戦でわざと負ければ低い級位からスタートできるという抜け道もありますが、少なくとも飛び級したい有段者の方が一定数はいるでしょうから効果的ではないかと思います。
とはいえ、将棋ウォーズの運営さんもそういった対策はすでに考えてはいることでしょう。
それをすぐに実行しないということは何らかの考えがあるのかもしれないですね。
昇級のためにやっていること
毎日の対局以外にやっていることは相変わらず
- 詰将棋
- 対局後のソフト検討
- たまに手筋などの勉強
といったところです。
詰将棋に関しては前からやっている「将棋クエストプラス」に加えて「百鍛将棋」というアプリの詰将棋もやり始めています。
こちらも日替わりの詰将棋なのですが、普通の詰将棋と違って「持ち駒を使い切らなくてもいい」というルールで、さらに実戦に近い形の局面での詰将棋が日替わりで10問出題されます。
ほぼ(すべて?)三手詰めなのですが、僕程度の棋力でも10分あれば10問解けてしまう物が多くてちょっとしたスキマ時間にやっています。
対局後のソフト検討に関しては、こちらも相変わらず「評価値がガクッと落ちてしまった悪手の見直し」や「見逃してしまった詰みのチェック」などをやっています。
今の所の実感として、ソフト検討が一番勉強になっている気がします。
特に見逃してしまった詰みをソフトが教えてくれるのはありがたいです。
以前の記事にも書いたかもしれないですが「この形の時に金と銀を持っていれば詰みになる形か・・・」などのような気付きをさせてくれたりもします。
そういった解説をしているサイトもたくさんあるのですが、自分の実戦で出てきた形で勉強することがより印象にも残りやすいのかもしれないですね。
あとは動画や将棋サイトで手筋勉強を気が向いた時にやっている程度ですが、こちらに関しては見ている時は「なるほどー」とは思うのですが、なかなか実戦で活かせている実感は正直ありません。
実感がないだけで実際には力になっているのかもしれないですが。
サラッと流して見る程度なので、繰り返し見直すなどしたほうが良いかもしれないですね。
こんな調子でなかなか先は長そうですが、コツコツ頑張っていきたいと思っています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。